ふたたびこんにちは。 @sogaoh です。
▶︎先日、SRE NEXT Staff Blog に投稿した "法人化と SRE NEXT 2022" が自分史上最高数(感覚値)の Like をいただいて勢いづいてます。ありがとうございます。
#srenext の法人化に関して、やってきたことをはてなブログに投稿しました #はてなブログ
— 央 (@sogaoh) May 19, 2022
法人化と SRE NEXT 2022 - SRE NEXT Staff Bloghttps://t.co/LhFitm5ChX
この勢いで、熱いうちに自分個人視点からの SRE NEXT 2022 を振り返っていこうと思います。
なお、ところどころの ▶︎ の行あたりをクリックすると、折り畳みが展開されます。
team SRE NEXT
▶︎This is Me in Team
タイトルを 鎌倉殿の13人 を意識した感じにしたのですが、 個人的な振り返りの前に、舞台裏にどういった感じの役割分担があったのかを簡単に披露したいと思います。そして 15 人といえば、ちょうどさっきやっていたんですが 、ジャパンラグビーリーグワン 、今頃1が準決勝なんですね。そんなわけで勝手にラグビーのポジション2的にはこんな感じ、というスタイルでご紹介します。
フロントロー的:オンライン会場担当・チケット管理担当
- 外からの見た目にはなかなか映りにくいのですが、非常に重要で、しかしツール SaaS 3 に翻弄されてしまう、大変なパートだったと思います。スクラムを支えるかのように(チケットからLobbyへの導線の動作確認・セッション会場3Tracksの準備・そしてExpo・・・)、SRE NEXT 2022 を支えてくれてました。
セカンドロー的:動画配信管理マネジメント担当
- こちらもその活動が外の目には見えにくいのですが、局所的には光を放つ、ラグビーで言うと4番5番のロックのような感じでした。スクラムでは2列目で安定を支えつつ(動画チェックは極端に言うと地獄でしたねー)ラインアウトではきっちりとマイボールを供給していく(登壇者のみならず司会へのガイドなどもありました)役割でした。
バックロー的:当日司会・スポンサー調整担当
- 変わりまして司会となると前面に出てきますが、ここも当日の様子に合わせてアナウンスしてほしい内容が変化するなど機転が求められるポジションでした。本番につきものなトラブルも多少ありましたが許容範囲の検出で済むなど、見事にラグビーで言うところの第3列が如く、アタックの起点として(2日目の頭からのブースやアンケートへの案内、如実に効果が数字に現れてました)参加者の行動変容を引き出してくれました。一方で、準備期間中は本業で時間確保が難しい中でのスポンサー担当の前線をこなしてくれた方々でもありました。
ハーフバックス的:広報担当・SNS運用/チェック担当
- 花形のようで、ほんとに地道な活動だったこのパート。日々のセッション紹介ツイート、ときどき公式サイトのアップデート共有、起爆剤的に connpass でのアナウンス。当日は Tweetdeck で網羅的にチェックをしながら各セッションの音量チェックといったところのスポットサポート、裏ではレポート用のスクリーンショット採取もしてました。さながら、スクラムからの球出しとかタッチキックでひと呼吸であったり流れを調整・促進するハーフバックス、と思いましてこの位置に。
スリークオーターバックス的:CFP/タイムテーブル選定・オフィシャルサイト担当
- ここぞイベントの"背骨"であり"動脈" とも言えるのがこちらのポジションかなと思います。CFPを選ぶのもタイムテーブルを整然と並べるのも様々な考慮を要し、そして "バランス感覚" が非常に求められるところ。攻守の要でありトライゲッターとしての得点力も求められるという、内外からの期待値が高くプレッシャーが大きい、そんな感じのエース的な存在のような気がしています。
フルバック:Organizer(ビッグボス)
すべての最上位に位置して、勇敢なる決意で開催から終了まで、ほんとにキメ細かく配慮して、それでいて全体の最後尾から何が足りてないかを正確に見極める、素晴らしきビッグボスでした。「カンファレンス、こうしたい」が本当に明確にないと、ここまでのオーナーシップは間違いなくとれないですね、という感想です。素晴らしい熱量を見せてもらいました。
▶︎「ビッグボス」爆誕の瞬間
こういった役割分担はありつつ、小さなことでも問題があったときは動ける人が「頭出し」的に一旦動いて、各担当のポリシーをほぼ曲げることなくみんなでどうにか回してました。
オンラインという条件の下でこれだけのチームワークが出せた秘訣は、個人的には4月下旬に1回と当日に、1つの場所に集まって一度は顔を合わせて意思疎通をしたのが、とても大きかったのではないかな、と思っています。4月下旬にスイッチが入った感じ。
▶︎こんな感じをイメージして↑かきました(個人の見解です。記述と少々アンマッチな部分があるのですがご容赦を。)
自分がしていたこと
開催前
年初から法人化に向けてと法人基盤の整備にあれこれ動いていたのはブログに書いたのですが、それ以降はいろいろと後方支援してました。どういうことかというと、Slack に sponsor と speaker という連絡用チャンネルやメールで問い合わせがあったりするのですが、それの一次レスポンスをしつつ各担当に転送、というようなことです。ここは法人としては反省が必要な点なのですが、ボランタリースタッフが平日日中に素早いリアクションを取れない点はやむを得ないものの、レスポンス本体が遅延していたことは次回に向けては何らかの対策が必要と思っています。ご心配をおかけした点は深くお詫びする気持ちがあります。。皆それぞれの最善は尽くしていたものの。。
他に、当日のスタッフ用弁当を調達する、というタスクを経験しました。「昼の弁当」ってなかなかに難しい、と思う感想を持ちました。昼なので、あんまりお腹いっぱいになるほどにしてもかえって眠くなってしまうなど機能低下を引き起こしてしまうかもしれないし、最低配達金額というのがあったのでそこに到達しなくて希望していた弁当を断念してもらったり、がありました。
また、どこからオーダーする、というのを考えるのにも少々苦戦がありました。というのも、
https://buzzkuri.com/columns/event/1514/
のようなケータリングサービス、大半がオンライン飲み会を想定されていて、「いや、昼なんだ・・・」となった、という感じです。最終的に採用させてもらったのは、↓の情報から、最下部に「弁当」の記述を見つけ、
▶︎#yapcjapan からの有力情報。密かにこのあたりどう検討したのか注視してた。
昨日の #yapcチキン はハコシェフ @hacochef さんにて注文させていただきました。ノベルティ同梱までして頂いてめっちゃ感謝です!オンライン懇親会でいつもとはちょっと違うメニュー探したいなってときに使ってみて! #yapcjapanhttps://t.co/yZR6uRcmhO
— ariaki (@ariaki4dev) March 5, 2022
へコンタクトしたところ、いい感じですね、とコメントもらってそのまま進めることになりました。各コミュニティの「先人の知恵」にほんと感謝です。 弁当に関して、もう1つ珍事がありまして、「彩り牛野菜重」というオーダーが集まったのですが、どうやら「彩り牛焼肉重」の間違いだったようでした。これはおそらく僕が考えたスプレッドシートに書いてもらうオーダー方式の潜在バグです。。。
▶︎「彩り牛野菜重」問題対応(?)のエビデンス w(ほんとにあったら食べてみたくなる名前でした)
当日の様子ピックアップ
実は↑の問題を大きく上回るインシデントがあって、動画チェックが前日深夜まで及んでいたのですが、概ね無事に全員現地集合しました。
▶︎Day 1 はじまる前の Staffs
当日の自分の役割は、やや得意の、「遊撃隊」という名の Tweetdeck チェックでした。主催目線だけでは見えてこない、「何か起きてたら拾い、動く」ということです。 眺めれば眺めるほど、やる気が湧いてくる感じでした。すべてに関しては Together まとめ Day 1・Day 2 に委ねて、自分が拾って内部に共有したりしたコメントを一部に限りますが並べてお送りさせていただきたいと思います。 嬉しいリアクションも、ストレートなご意見も、全てにありがとうございました、という気持ちです。
嬉しいリアクション、見るとますます、良くしていこう、と燃えてくる
▶︎ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
CMもかっこいい #srenext
— Sadayoshi Tada🎉 (@tada_infra) May 14, 2022
かっこいい動画流れてきた #srenext
— yuuk1 (@yuuk1t) May 14, 2022
IT革命感あるビデオはじまった #srenext
— Takahashi Yuuki (@yktakaha4) May 14, 2022
仮想ブースもあったり、充実したオンラインカンファレンスになってて感動🙌 #srenext https://t.co/f6wlu25aD5
— paprika-mah (@MahPaprika) May 14, 2022
見たいセッションあり過ぎて選択に悩む #srenext
— T. Yamahara (@shonansurvivors) May 14, 2022
#srenext は健康に良い
— Masa (@maaaato) May 14, 2022
SREの知見が深まるなぁ #srenext
— 西から来た馬づらの男 (@beppu01) May 14, 2022
#srenext 見てます。為になりまくり
— あんどう (@AndooBomber) May 14, 2022
片耳聴きながら引越し準備をしていますが、トラックCの司会の案内がめっちゃプロだと感じます。#srenext
— Li Zhu (@PhilipsIII) May 15, 2022
今日は音量の問題が全然ない。すごい。これがSREか…#srenext https://t.co/u9kFEItJhp
— 聖(ひじり)@ずっと真夜中でいいのに (@hijili2) May 15, 2022
#srenext 「なるほど〜」って聞いてるだけじゃ理解度が深まらんと思ったので、意識的に(言葉選びが正確でないけど)懐疑的スタンスで聞いてる。
— hassaku (@hassaku_63) May 15, 2022
疑問点を見つけていくスタイルで聞いてみてるしそのようにコメントしてるんだけど、発表者の方が直接返信くれたりして非常にありがたいと感じる
ある意味、日頃してるSRE的な活動の振り返りというか、他の人どうやってる/困ってるんだろ?の機会になって良かったです。 #srenext
— のえ (@noexpect) May 15, 2022
SRE NEXT 2022
— 職業「戸倉彩」🎙5/26 CSA Japan Summit 2022 登壇 (@ayatokura) May 15, 2022
2日間、登壇者の皆さま、スポンサー&運用の皆さま、お疲れ様でした!初参加させていただきました。SREについて週末に一気に理解が深まりました。参加できなかったセッションも多いので、資料公開されているものとTLを後追いで読んでみようと思います。#srenext
開催ありがとうございました!非常に勉強になりました。今回の内容の続編など次回に期待しております。
— tmk@リモート (@tmk2154) May 15, 2022
#srenext
SRE NEXT 2022、Zoom Events の体験が良かったのとスムーズな進行でリモートを感じさせないカンファレンスだった。自分が聴いていたセッション↓
— @babarot 🗿 (@b4b4r07) May 15, 2022
裏トラックも聴きたいのだけど収録公開されるのかな。運営お疲れさまでした! #srenext pic.twitter.com/w84De6Iq9f
だいぶ反響のあった、音声読み上げや効果音関連。これは今後1つの手段として利用が広がる予感
▶︎ ☆☆☆☆☆☆☆☆
音声読み上げ!?珍しい #srenext #srenextB
— みゅーみくす (@myu_mx) May 14, 2022
#srenext #srenextB すごい良い声なのは voicepeak という音声読み上げソフトを使っているためです
— tkuchiki (@tkuchiki) May 14, 2022
#srenextB まさかの機械音声による登壇!
— 🍭 小笠原みつき / JX通信社 (@YAMITZKY) May 14, 2022
イケボが気になって内容が入ってこないw#srenextB #srenext
— snaka 🇺🇦 (@snaka) May 14, 2022
腕が忙しい笑 #srenextB
— tkt (@bam6o0) May 14, 2022
#srenextB スライド送り時にサイン音があるの素晴らしい。今度事前収録があったら、真似させてもらおう
— maru (@maruloop) May 14, 2022
字幕あるのいい #srenextC
— u8y (@__unlovingly__) May 14, 2022
Launchableの発表は自動翻訳かな?
— すいか@セキュリティ勉強中 (@sisutemuyasan) May 15, 2022
英語が苦手な人はちょいちょい戸惑うと思うけど、抵抗ない人には十分な精度ですね、便利な世の中だ#srenext #srenextb
すみません!すみません!系
▶︎ ☆☆☆☆☆☆
オープニング再生中のマウスカーソルがめっちゃ気になったけど、それともそういう動画?? #srenext
— Mary (@mary_tuba) May 14, 2022
あれ。まだ入れない?#srenextC
— DATE Ken (@nuna) May 14, 2022
やっぱり音割れてる気がする。#srenext
— Yuta.K(ゆーた) (@yuta_k0911) May 15, 2022
再生止まってたかな?こちら側のネットワークが死んだかと思って焦ったw#srenext
— しょっさん@ʕ ◔ϖ◔ʔ (@syossan27) May 15, 2022
#srenextA 現状のセッションにて、動画の再生が一部乱れておりました。申し訳ございません。
— SRE NEXT (@srenext) May 15, 2022
現状は復旧しております。#srenext https://t.co/mRnnXHWswo
Slack通知はセッション動画のもの? #srenext
— id (@ido_kara_deru) May 15, 2022
今回初の Try でもあり、課題も光明もあった Zoom Events 、主に Expo 関連
▶︎ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オンラインのスポンサーブース設計は、どのイベントも課題感がある印象。早くオフラインブースやりたい。#srenext https://t.co/sNHq0Iy4Jo
— Shoco Sato (@satoshoco) May 14, 2022
そもそも外から見て誰がいるのかわからないのが割と厳しいと思う。その点、GoCon の時の Remo は見渡して知り合いを探せたからよかった。 #srenext
— チェシャ猫 (@y_taka_23) May 14, 2022
PC2台でzoom eventsに入って片方はブース、片方はセッションを開くという原始的な方法でしたww
— MoneyForest (@_MoneyForest) May 14, 2022
セッション開催中はジョイマン握手会状態でしたが、最後は楽しくみなさんと話せてよかったです!!
— TakuyaTezuka@3-shake (@tt0603) May 14, 2022
明日はセッション眺めつつ、各社さんのブースにもお邪魔しようかなと思いますー
Day2 も運営の皆さんよろしくお願いいたします!#srenext pic.twitter.com/ANLZnNfmUd
スポンサーブースはハードル高い仕様だったけどN年ぶりにお話しましたねとお初にお目にかかりますがそれなりにあり割と楽しめましたね #srenext
— EG (@EGMC) May 14, 2022
Day 2 は起爆剤を投入。一定の効果が出たようでした。その様子も見ていて「凄いなこのteam」って思いました。
Zoom Expo はたしかに国際展示場とかで開催されている Expo さはあるんだけど、物理カンファレンスの懇親会とか待機部屋での出会いみたいなのとはちょっと違う。Remoのほうがそれに近いかな?
— Takayuki Watanabe (@takanabe_w) May 15, 2022
"廊下" #srenext pic.twitter.com/XSikoRMV2R
— しめじ | Kaga (@TAKA_0411) May 15, 2022
スマホ版ZoomのUXは向上が望まれる・・・
モバイルからのアクセス方法については、別途確認いたしますが、
— SRE NEXT (@srenext) May 13, 2022
Zoom Eventsの機能をフルで使っていただくため基本的にはPCからのアクセスを推奨しております。
ご迷惑おかけし大変申し訳ありません。
1日目からだけど、PIPモードにするとこうなっちゃう(無音)のが惜しい…! #srenext pic.twitter.com/FsIVoL3nOj
— みのるん (@minorun365) May 15, 2022
その他、個人的に。
▶︎ ☆☆☆☆☆
運命の日でした。
今日 5/14 は #srenext 2022 そして 47回目の pic.twitter.com/jCCS0IC8gl
— 央 (@sogaoh) May 13, 2022
やっていければな、と思って。
#srenext #srenextA "インシデントから得られた知見をコード化する"
— 央 (@sogaoh) May 14, 2022
このウェーブは来ると思います。
#srenext #srenextB 洗練されたプレゼンがちらほら。効果音然り、VR(AR?)然り、機械音声もまた。新しいスタイルなのかな、という感想。
— 央 (@sogaoh) May 14, 2022
素敵だなー、と思い。
いい話だー #srenext https://t.co/AJPRt8FRg9
— 央 (@sogaoh) May 14, 2022
そうだったんだー、とも思い。
ありがとうございます!
— hmatsu47(まつ) (@hmatsu47) May 14, 2022
このあたりの日は良く見ますねー。
同級生にも3人くらい同じ日の人がいましたけど。
明日、じゃなくて今日の #srenext も楽しみにしています!
これは深い、と感じました。
SREの原則を組織に適用してみるというのは面白かった。
— Jun Tanaka (@j_untanaka) May 15, 2022
あと「人には人生があり、ずっとそこにいるとは限らない」は声に出して言いたい。言う。#srenext #srenextC
さいごに
まとまってない感じになっちゃいましたが、素晴らしき SRE NEXT 2022 で、自らスローガンに掲げる "GIANT の中には ANT がいる” の如く振る舞うことができたことを、とても光栄に思います。次もよい場を支えられるように、自分なりの精進を続けていきたいです。
#srenext 2022 ただただ最高だった。
— 央 (@sogaoh) May 15, 2022
この熱量はもっとこの国をこの世の中を良くしていくことに燃焼させていきたい。
次のNEXTはこれからだ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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おそらく2023年になったら内容変わるんじゃないかなーという気がしています。↩
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https://the-ans.jp/analysis/152031/ がとても参考になりそうです。↩
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Zoom Events と Eventbrite を利用。Zoom Events に関しては クラウドネイティブ社のブログ に複数情報あり。SRE NEXT 2022 の事例も。↩